しっかりと織られた目の詰まったLITTLE SUNSHINE の次に作ったのが
タオル生地として限界までゆるく織っている littlebodco (CLB)です。
LITTLE SUNSHINE と同じ太さの糸で、綿100%ではなく綿・麻・再生竹繊維のタオル生地
をゆる織でできないかと開発を進めました。
まず綿 70%と麻 30%の混紡糸と綿 70%と再生竹繊維(レーヨン)30%の 混紡糸を
紡績することから始めました。この2種類の糸を織り交ぜた CLB(コットン・リネン・バン
ブー)で表面のパイルを織り、ロングパイルツイスト製法でパイルの輪を紐状に変化させ
どこまでゆるく織ることができるか、何回も試作を重ねて出来上がりました。
littlebodco(CLB)は服地と同じように、織幅 180cm の織機で長い一枚仕立てのタオルに
織っています。通常のタオルの端は強度を増すために、裁断縫製品の場合2本針の袋縫いか
メロー巻きという専用糸で端を高密度で巻くか、ニットバイヤスのテープでタオルの周りを
縫い付けますが、littlebodco(CLB) は、生地のゆるさを端(ヘム) まで感じていただくため
に、あえて平織りの生地のようにロック仕上げで縫製しています。
そのため一箇所に強い力がかかると破れる可能性がありますが、1枚の布のようにストレス
なくお使いいただけます。
写真は昨年リリースしたlittlebodco(CLB) 、クラウドグレーのレッドセルベッジと
ブルーセルベッジ。久々の新色は7月にリリース予定です。
あしたもlittlebodco (CLB)。サイズやゆる織のことなどおしらせします。